ピクミンブルームってつまらないの?4年プレイしてみた感想

Pikmin Bloom
Pikmin Bloom
開発元:Niantic, Inc.
無料
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仕事柄デスクワークが多く、常々運動不足が気になっていた僕が、ウォーキングのモチベーションを上げようと始めたのが「ピクミンブルーム(Pikmin Bloom)」です。

一言で言うと「ポケモンGOのピクミン版」といった感じで、実際にポケモンGOと同じく、イングレスのNiantic社と任天堂がコラボして生まれた位置情報ゲームです。なお、2025年にはポケモンGOなどNiantic社の位置情報ゲームはScopely社へ売却されています。

そんなピクミンブルームですが、他の人に勧めるとき、どうやって説明すれば魅力が伝わるかが正直わからないんですよね。生活の一部として4年も続けているので、魅力的なゲームだという確信はあるのですが、新規の方へ勧めるときのフックが弱い気がしていて…。

「ピクミンと一緒に歩いて花を植えるゲーム」と言えば、ピクミンが好きな方には刺さるかもしれません。でも、検索サジェストに「ピクミンブルーム つまらない」なんてワードが出てくるのを見ると、とても歯がゆい気持ちになります。

なので今回の記事では、4年間(当記事リライト時点)プレイして感じたピクミンブルームの魅力について、あらためて整理して言語化していきたいと思います!

(※この記事は過去にメインブログに投稿していた記事を加筆・修正のうえ再掲載したものです。)

 

 

そもそもピクミンブルームってどんなゲーム?

基本の流れ

ピクミンブルームは前述の通り、Niantic社と任天堂がコラボして生まれた位置情報ゲームです。

同じ位置情報ゲームであるポケモンGOでは、マップ上に現れるポケモンを捕まえて育て、ジムに配置して防衛したり、他チームのジムを攻略したり、レイドボスをユーザー同士で協力して倒したりします。ポケモンを集めるだけでなく、戦略的なチーム編成や他のユーザーとの競争も楽しめるゲームです。

では、ピクミンブルームでは何をするかというと——。

まずはマップ上に現れるピクミンの苗を探し、そこからピクミンを誕生させます。苗は、それぞれに設定された歩数を歩ききることで成長し、引っこ抜けるようになります。「あと少し歩けばピクミンが生まれる!」という小さな達成感が、毎日のウォーキングを自然と後押ししてくれるんですよ。

ピクミンの数が揃ったら、今度はフルーツ集めです。ピクミンのゲーム本編よろしく、複数のピクミンに協力させて大きなフルーツを回収するほか、歩いているとピクミンが小さなフルーツを拾ってきてくれることもあります。歩けば歩くほどフルーツが集まる仕組みで、これがまた歩きたくなる理由のひとつになっています。

フルーツからは「エキス」を採取でき、ピクミンにエキスを与えると頭上に対応した花が咲きます。そしてその花びらを集めると、ピクミンと一緒に歩きながらマップ上に花を植えることができます。

花を植えている間に新たなフルーツやピクミンの苗が見つかり、それを回収してさらにピクミンを増やしたり、またエキスを集めたり。「ピクミンを増やす→エキスを集める→花びらを集める→マップに花を植える」というサイクルをひたすら繰り返して、マップをどんどん花でいっぱいにしていく——これがピクミンブルームの基本的な趣旨です。

歩数や植えた花の本数に応じてプレイヤーレベルも上がっていき、レベルアップによって一緒に連れ歩けるピクミンの数が増えたり、紫・白・岩・羽・氷ピクミン(2025年11月実装)といった特殊なピクミンの苗が解禁されていきます。2026年2月現在、光ピクミンはまだ実装されていません。

ポケモンGOで言うところの「ポケストップ」に相当する存在として「ビッグフラワー」があります。最初は芽の状態ですが、ユーザーが周囲に花を植えていくと成長し、累計300本の花が植わると花開きます。咲いたビッグフラワーをタップするとエキスを少量入手できるほか、咲いてまもないうちはエキスが大量入手できるフルーツも見つかります。なお、ビッグフラワーは23時間(コミュニティ・デイ中は3時間)で芽に戻ります。

またポケモンGOのレイドバトルに似た存在として「キノコ」があります。たくさんのピクミンを向かわせて破壊するもので、ピクミンの「おしごと力」が高いほど早く壊れ、報酬内容も良くなります。良い報酬を狙うには他のユーザーとの協力が必要ですが、基本的にはソロプレイで完結するゲームです。

収集要素

ピクミンブルームにおける収集要素は「デコピクミン」です。その名の通り、様々な装飾を身に着けてデコレーションされたピクミンのことです。

生まれたばかりのピクミンは装飾なしの状態ですが、エキスをあげたり、おつかい(ピクミンの苗や大きなフルーツを回収させること)を完了させたり、一緒に歩いて花を植えたりすることで「なかよし度」が貯まっていきます。なお、花植えによるなかよし度上昇は1日1回まで。

なかよし度が赤ハート4つになったピクミンは、苗があった場所までプレゼント箱を取りに行き、中の装飾を身に着けることでデコピクミンになります。デコピクミンは通常のピクミンよりもキノコ破壊時のおしごと力が高く、ゲーム的なメリットもあります。

デコの種類は苗を拾った場所に応じて様々で、2026年2月現在も増え続けています。イベント限定のデコも多く、同じ場所に2種類以上のデコが設定されていることもあります(例:スーパーマーケットにはバナナとキノコの2種類)。「レアデコポイント」を貯めてデコピクミンをさらに「レアデコピクミン」にすることも可能で、コンプリートを目指すと沼にハマること間違いなしです(笑)

イベント

ピクミンブルームでは毎月、限定デコピクミンが入手できるイベントが開催されています。「〇〇歩あるく」「〇〇の花を××本植える」「キノコを3つ壊す」といったミッションをクリアすることで、限定デコピクミンが生まれる「金の苗」や有用なゲーム内アイテムを入手できます。

ミッションクリアの瞬間にはルーレットが回って報酬が決まります。目押しはできません。物欲センサーが容赦なく仕事をします(涙)

イベント期間中には「アイスキューブ」「ラッピングのリボン」など、そのイベントに対応した特殊アイテムも入手できます。所定の数を集めると、限定デコピクミンの金の苗やMii用の新作衣装が入手できる仕組みです。

毎月中旬の土日には「コミュニティ・デイ」が開催され、土曜か日曜のどちらかで1日の歩数が1万歩を超えると、プロフィールに特別な「バッジ」が付与されます。

他のユーザーとの交流

ピクミンブルームにいわゆるPvP要素(対人戦)はありませんが、フレンド機能があります。フレンドにはキノコ破壊時に救援を要請できたり、おつかい時やキノコ破壊時に入手できる「ポストカード」を贈ったりできます。

さらに、フレンドと協力して「10万歩あるく」「花を3万本植える」といったウィークリーチャレンジに挑戦することも可能です。花3万本は一人でも割となんとかなりますが、10万歩は一人ではなかなか厳しい!10万歩チャレンジの報酬にはなかよし度を1ポイント上げられる「スペシャルエキス」が含まれているので、毎週頑張っています。

ソロプレイ的な側面が強いためフレンドがいなくても大きくゲーム体験が損なわれるわけではありませんが、レア報酬の出る良いキノコを融通してもらえたり、プレイ人口の少ない旅行先でのレアキノコ破壊を手伝ってもらったりと、フレンドがいたほうが快適に遊べる場面も確かにあります。

フレンドの増やし方としておすすめなのが「パーティーウォーク」への参加です。ユーザーが企画できるイベントのようなもので、参加者同士でひたすらたくさん歩くのが目的です。参加者同士は容易にフレンドリクエストを送り合えますし、自分が参加すると自分のフレンドにも「おすすめ」として表示されるようになります。最初のハードルとして頻繁に参加するフレンドを作る必要はありますが、コツコツ参加していると自然と輪が広がっていきますよ。

課金要素

アイテムや衣装の購入、ピクミン・エキス・花びらの所持枠拡張には「コイン」を使います。コインは花を植えた後に1日最大60枚まで入手できますが、課金での購入も可能です。所持枠拡張は直接課金での対応もしています。

また、イベント限定デコピクミンはランダム出現なので、欲しい種類を確実に入手したい場合は、コインを使って対象デコピクミンが必ず出るミッションを購入することもできます。

ピクミンブルームの魅力

ここまでゲームの基本的な流れを紹介してきました。「面白そう」と少しでも思ってもらえたなら嬉しいです!ここからは、4年間続けて気づいたピクミンブルームの魅力を語っていきます。

1.競わない

本当に、人と競う要素が無いんですよ!「対戦環境」を意識する必要がそもそもありません。

対戦ゲームは勝てているときは最高に楽しいのですが、負けがこむとどんどんつまらなくなるもの。その点、ピクミンブルームはいつでもフラットな気持ちで遊べます。「環境で勝ち抜くために、好きなキャラではなく強いキャラを選ばなければならない」という選択に疲れ果てた経験のある方には、特に刺さるポイントではないでしょうか。比べるのは昨日の自分の歩数だけ。それが、長く続けられている一番の理由かもしれません。

2.デコピクミンが可愛い

デコピクミンがとにかく可愛いので、集めて姿を確認するのが純粋に楽しいです!例えば動物園のデコピクミンは、たんぽぽの花びらを身に着けてライオンの真似をしているんですよ。かわいすぎませんか!?

他にもマリオの帽子を被ったり、マカロンに挟まったり、汽車や飛行機のおもちゃを身に着けたり…。どのデコピクミンも個性的で、積極的に集めたくなります。旅先で仲間にしたデコピクミンは旅の思い出にもなってくれる、というのも嬉しいポイント。

さらに時間をかけてレアデコピクミンにすることも可能で、長く連れ歩くうちに愛着が深まっていくのも、このゲームならではの魅力です。レアデコピクミンにできたときの喜びはひとしおですよ!

3.知らない場所を歩きたくなる

ピクミンブルームでは、歩いたり花を植えたりした軌跡がマップ上に残ります。未踏の地は白いままですが、歩いた場所は草原の色に染まっていくので、知らない道を歩いてマップを色づけていくのがクセになるんです。馴染みの場所へ行くときにも「せっかくだからまだ通っていないこっちの道にしよう」と思うようになりました。

デコピクミン回収のためにも様々な場所へ出向く必要があります。空港・海・山・博物館・映画館など、デコの種類は多岐にわたるので、遠出した際に「せっかくだから」とピクミンブルームを起動するのが自然な習慣になっています。

4.無課金でも十分遊べる

これもかなり大きいポイントです。イベント限定デコピクミンのコンプリートに拘らなければ、無課金でも十分に楽しめます。アイテムや衣装・所持枠の拡張に必要なコインは、花植えでも少しずつ貯まっていきます。

個人的にはコインはピクミンの所持枠拡張に使っています。エキスの所持限界を初期値の200から300まで拡張しておくと、プレイ中のストレスがぐっと減るのでおすすめです。花びらの初期上限が300枚なので、それに合わせる形ですね。

ピクミンブルームは新規におすすめできるか?

以上が、僕の思うピクミンブルームの魅力でした。

改めて整理してみても、ゲームとして刺激的な要素には乏しいと思います。ただ、刺激的な要素が無いということは言い換えると、無課金ユーザーも、最低限しか触らないユーザーも置いてけぼりにならず、マイペースに遊べて日常に無理なく組み込めるということでもあります。「環境」を意識する必要もなく、強いて意識することといえば手持ちのエキスと花びらの数ぐらいです。

なので、ピクミンブルームをおすすめしたいのはこんな方です。メインで遊んでいるゲームの片手間に気軽に遊べる別のゲームが欲しい方、対人ゲームに疲れた方、可愛いピクミンが気になる方、そしてウォーキングのモチベーションを上げたい方。ただし「無理にデコピクミンのコンプリートを目指さない」という但し書きは付きます。イベントが毎月開催されているため、年間のデコピクミン実装数もかなりの数になりますので…。

皆様もぜひ、ピクミンと一緒にお住まいの街を花でいっぱいにしてみてください!

Pikmin Bloom
Pikmin Bloom
開発元:Niantic, Inc.
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